せいぎのみかたが出てくるアニメやドラマってありますよね。
ヒーローやヒロイン。カッコイイですよね。
みなさん、せいぎのみかたに会ってみたいですか?
せいぎのみかたが、でてくる時ってどんな時でしょう?
「大事件」や「大事故」が起きた時ですね。
もうすっかりいろんな人たちや、町や建物が悪者にやられちゃってからですよね。
もし、じぶんがわるものにやられたり、みんなのウチがこわれてから、せいぎのみかたが出てきたら、「どうして、もっと早く来てくれないの?」「おそいよ~っ!」って思いませんか?
アニメやドラマではほとんど見ることはないけど、こわれたものやたてものは、しゅうりしたり、たてなおしたりしなくてはいけません。
ケガだってびょういんにいってちりょうして、治ればいいけど治らないこともあるかもしれないし、もし死んでしまったらもうそこでおしまいです。
せいぎのみかたが来てくれても、けっきょくみんなは、なにかしらの被害を受けてしまっていていて、それをもとにもどすためには、とてもとても大きなエネルギーがひつようになるんです。
じつは、せいぎのみかたがきてくれても、「事件」や「事故」っていうのは、ぼくらにとってたいへんな出来事のままなんです。
だったら、はじめから「事件」や「事故」にあわないほうがいいと思いませんか?
さて。
たとえば、じっさいにみんなの近くにいるせいぎのみかたっていうのは、おまわりさんだったり、しょうぼうしさんだったりかな?
やっぱり、せいぎのみかたが出てくるときっていうのは、「どろぼう」や「ごうとう」がでたあとだったり、「火事」で家が燃えてたりだったり。
じつは、「わるもの」におそわれたり、「ケガ」や「びょうき」でどうにもならなくなってたり、とんでもなく困ってる、たすけてもらわなきゃいけない時、やっぱり「事件」や「事故」がおきてからなんですよね。
そしてその「事件」や「事故」でうけたひがいは、なんとかしてとりもどさなきゃいけないし、とりもどせないものだってあるでしょう。
さて。
みんなは、そんな困ったことになってもかまわないですか?
「事件」や「事故」にあってもかまわないですか?
せいぎのみかたが来てくれるから、ぜんぜんだいじょうぶですか?
ぼくはせいぎのみかたに会いたい気もするけど、「事件」や「事故」にあったり、困ったことになるのはすごくいやです。「事件」や「事故」で、かぞくやともだちがケガをしたり、死んでしまったりなんて絶対に見たくないです。
どうせなら、ちょっとめんどくさいこともあるかもしれないけど、、ふだんから「事件」や「事故」にあわないようなしておいたほうが、けっきょく、かんたんだし、しあわせだと思いませんか?
ほんとうに、幸せで楽しいのは、せいぎのみかたには会えないかもしれないけど、事件や事故などにあわずに、いつものとおり、たのしく、みんなで過ごせることだと思います。